九州中央病院は、癌に対して手術、抗がん剤治療、放射線治療など高度な治療に取り組むと同時に、がんに伴うつらさ(痛みなどのつらい症状、こころの問題、療養上の気がかり)を解決する事も大切と考えています。
緩和ケアは身体的・精神的・社会的な苦痛など、がん診療のすべての過程で経験する様々な苦痛に対応することで患者さんとその家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を改善する取り組みです。また、緩和ケアは終末期がん医療と理解される傾向にありますが、がんと診断された時から緩和ケアははじまっています。当院ではがん治療を受けながら、あらゆる過程で経験する様々な苦痛のご相談をお受けし、多職種から成るチームで対応いたします。
当院は平成30年7月より外来棟の4階に緩和ケア病棟を併設予定です。多職種から成るチームで治療やケアを行い、患者さんとその家族のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の向上を目指すとともに、大切な人達と充実した時間を過ごせるような環境を提供します。
私たちは、あなたの歩んできた人生に敬意をはらい、あなたとあなたの大切な人達が充実した今を過ごせるよう寄り添います
1)からだと心のつらい症状をやわらげるように支援します
2)あなたとあなたの大切な人の思いを尊重します
3)専門職チームと共に考え、最善をつくします
以下の入院は受け付けていません
1.当院で治療中の方
主治医に緩和ケア病棟入院希望の旨をお伝え下さい。主治医が緩和ケア科に連絡し、面談日を予約します。面談の際はご家族の同席をお願いします。ご本人は体調が悪ければ必ずしも同席する必要はありません。面談日までにご本人またはご家族で『緩和ケア病棟入院審査用紙(患者様用)』(※1)のご記入をお願いします。
2.他院で治療中の方
担当医へ当院緩和ケア病棟入院希望の旨をお伝え下さい。担当医は『診療情報提供書』(かかりつけ医所定の書式で結構です)と『緩和ケア外来受診依頼書』(※2)を、ご本人またはご家族は『緩和ケア病棟入院審査用紙(患者様用)』(※1)をご記入頂き、当院地域医療連携室へFAXをお願いします。面談の可否、面談日を記載した「予約通知書」を担当医へFAX致します。面談の際はご家族の同席をお願いします。ご本人は体調が悪ければ必ずしも同席する必要はありません。
緩和ケア病棟入退室判定会議で検討した後、入院の可否、入院日を連絡いたします。
※1 ※2 現在書式作成中です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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中村 俊彦 | 14:00~16:00 | 10:00~14:00 |
※ 必要に応じて、当院心療内科と連携して診療を行います。
※ すべて予約制となっております。
医師 | |
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中村 俊彦 | (緩和ケア科部長) |
河田 浩 | (心療内科部長、精神) |
本山 嘉正 | (麻酔科医長・ペインクリニック、身体) |
中富 啓太 | (がん化学療法科医員、身体) |
早木 千絵 | (心療内科医員) |
漢那 悦子 | (麻酔科) |
看護師 | |
徳永 浩子 | (緩和ケア認定看護師) |
安部 陽子 | (がん性疼痛看護認定看護師) |
三宅 ひとみ | (緩和ケア認定看護師) |
薬剤師 | |
樋口 美奈子 | (がん専門薬剤師) |
和田 依子 | (がん専門薬剤師) |
佐々木 好美 | (がん専門薬剤師) |
臨床心理士 | |
高田 美穂子 | (臨床心理士) |
志岐 景子 | (臨床心理士) |
川見 綾子 | (臨床心理士) |
藤岡 美里 | (臨床心理士) |
管理栄養士 | |
小宮 直子 | (管理栄養士) |
梶原 亜希 | (管理栄養士) |
リハビリ | |
加藤 恭平 | (作業療法士) |
森田 昌嗣 | (理学療法士) |
医療ソーシャルワーカー | |
須川 友弘 | (医療ソーシャルワーカー) |
財津 聡 | (医療ソーシャルワーカー) |
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092-541-4936 |
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平日 午前8時30分~午前11時00分 |
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土・日・祝日・年末年始 |
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救急を要する患者さんは救急外来で24時間対応いたします。 |
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紹介状をお持ちの方は地域医療連携室にお越しください。 受付時間はこちら>> |