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保健師だより

Vol.8 ヘルスケアレター(夏の水分補給について~脱水症予防のために~)

梅雨が明け、本格的な夏が到来しました。近年、温暖化による気温の上昇で、小さいお子さんからお年寄りまで脱水症に陥るケースが増えています。このような時、どんなふうに水分補給すれば良いのでしょう?

「脱水とは体にとって不可欠な水分や電解質(塩分など)が失われた状態。」

①主に水分が多く失われる脱水

発熱や発汗によるもので、乳幼児や高齢者に多い。

(脱水が起こりやすい環境)

湿度が高く、ムシムシする日。曇りの日、日差しがきつい。日中、夜間、屋内。風がなく、急に暑くなった日。

②水分・塩分ともに多く失われる脱水

下痢やおう吐などが原因。症状が進むと全身の体液量が減ることで血圧が下がり、手足が冷たくなったり、脈が弱くなる。

炎天下作業や運動のほかに・・

(脱水が起こりやすい行動)

  • エアコンの効いた場所によくいる。
  • 外出中、トイレが面倒なので水分摂取を控えている。
  • トイレに起きたくないので、就寝前は水分を控えている。
  • のどが渇いた時はコーヒーをよく飲むなど。

脱水のレベルと症状

正常 脱水前段階 軽度脱水 中等度脱水 高度脱水
体重減少 なし 1~2% 3~5% 5~10% 10%以上
症状 なし のどが渇く。渇かない場合もある。尿量減少 体を動かせる、意識明瞭。口は湿っている。手足は温かい。親指の爪を押すと白さが2~3秒で戻る。 動くのがだるい。眠くなったり妙に興奮したりする。口が少し渇く。親指を押すと白さが3~4秒で戻る。 動けなくなる。意識が曖昧。口がカラカラ、手足が冷たい。親指を押すと白さが4秒以上かかって戻る。
対応 家庭で水分補給して治療可。 病院受診が基本。
点滴による補液が必要。

(水分補給の方法)~どんな風に飲めばいいか?~

  • 毎食時、起床時、運動前後、入浴後、就寝時など意識して飲む。
  • 軽いジョギング程度の運動を1時間以内する場合、水やお茶の補給で十分。
  • 練習や試合など2時間以上の運動には、糖質2~2.5%のスポーツドリンクを運動中・運動後に飲む。

    (成分表示を見てください)

  • 3度の食事をきちんと食べる。
水分補給は、のどが渇いてから飲むのでは間に合わないので、こまめに飲むように心がけましょう。

(経口補水液OS-1)~脱水状態の時にすばやく補給できる飲料~

消費者庁認可の個別型病者用食品。(調剤薬局、病院、ドラッグストアで販売。購入時は薬剤師に相談してください。)
下痢やおう吐、激しい発汗、発熱等で栄養不足になり脱水状態の時に最適。
開封したら、冷蔵庫に保管して24時間以内に飲みきる。
他の飲料に比べ、塩分が多く含まれている為、高血圧など病気の方は主治医に相談する。
ごくごく飲むものではなく、少量ずつ時間をかけて飲む。


<OS-1 1日の目安量>

学童~成人 500~1000ml
幼児 300~600ml
乳児 体重1kgあたり30~50ml

健康管理センター 保健師 福岡純子

診療日・診療時間のご案内

TEL 092-541-4936
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