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保健師だより

Vol.10 ヘルスケアレター(冬の血圧管理~寒さが健康被害をもたらす~)

吐息が白い冬の朝、手を擦り合わせながら暖房をつける時、ヒーターの明かりが心の中まで温めてくれるようでホッとしますね。
今回は、寒さが体に及ぼす影響と、血圧管理についてお話しします。

イギリスでは、室温が体に及ぼす影響を評価するシステム(HHSRS)があります。それによると、室温が16℃以下になると、呼吸器・心血管疾患リスクが高まり、10℃以下になれば心臓発作、脳卒中などの死亡率が50%上昇すると言われています。
年齢別に見ると高齢者ほど室温低下によって血圧上昇を起こしやすいです。(ヒートショック)
日本の住宅は室温が低いことが特徴で、就寝時に暖房を止める習慣がさらに夜間の室温を下げ、早期の高血圧を起こしやすいです。
血圧が高めの人は、冬の朝に寒さや冷えを感じないように工夫することが大事です。

冬に血圧が上がりやすい理由

  • 外気温との温度差 → 血管収縮 → 血圧上昇
  • 宴会 → 飲食量増加 → 塩分摂りすぎ
  • 寒さ → 屋内で過ごす → 運動不足

*高血圧の方は、冬期こそ朝の家庭血圧測定が必要だが、寒冷刺激にも十分な配慮が必要です

*血圧上昇を防ぐ寒さ対策*

  • 足の冷えを避ける
  • 冷たい水での洗顔を避ける
  • WCや浴室、脱衣所も温かくする
  • 外出の時は、着こむ

*手足の指先が冷えないように気を付けて

  1. 朝は室温を20℃に保つようにする。(どの部屋も寒暖差が無いように)
  2. 暖房器具の設置場所を工夫する。
  3. 起床時間に合わせて暖房器具のタイマーを活用する。

測定値に大きな誤差はないです。

冬の朝、家庭で血圧測定をする場合の衣服の工夫

*家庭で血圧を測定する時、薄手であれば着衣の上から測定しても良い。

*厚手のもの(セーターなど)の上からは測らない。

*袖をまくって腕を圧迫しない。

寒い時は、袖なし半纏を羽織ると良いです。

図は、厚手のトレーナーの袖を切り離し、着脱可能にしたものです。

①袖はマジックテープで固定する。 ②中には薄手の防寒肌着を着て、測定時は腕帯の長さだけ下ろす。 ③肌着の上から腕帯を巻く。

(当センター考案)

九州中央病院 健康管理センター 保健師 福岡純子

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