九州中央病院
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看護部長  相川 直美

 医療界の変革とともに、当院の看護部も大きく変化しました。
 最近で一番新しいことは、看護師の配置を患者7人に1人の割合で配置したことです。以前の言い方に変えれば、2:1の配置基準から1.4:1の配置になり、1つの病棟に平均30名ほどの看護師を配属できました。これは、急性期病院である当院にとって、願ってもないありがたいことでした。入院患者の平均在院日数が14日で、ベッドは常に満床である状況が続き、救急搬送も年間3000台を超えるということから、看護師の業務は、多忙で煩雑なものになっていました。このような状況では、看護師が疲弊し、良いケアの提供どころではありません。看護師の人員が増えたことにより、ゆとりをもった、心温まる看護が提供できるようになったのではないかと嬉しく思っております。
 また、医療に対する患者さんの要望も多種多様になっています。そのような要望の一つでもある「ゆとり」をテーマにした個室を主とした病棟を、昨年開設することができました。以前は、ドックで入院する方に準備していた外来棟の4階を一般病床に改築したものです。広い部屋には、ソファーベッドも備え、ご家族が一緒に宿泊することもできるようにしております。
 ドックにお見えになる方には、市内のホテルを利用していただくことになりましたが、ホテルでの宿泊も今のニーズにかなっているようで、良い評価をいただいております。
 以上最近の新しい動きについて述べました。
 当院看護部の理念は、「恕」という言葉です。「恕」とは論語に出てくる言葉で、「自分を思うのと同じように相手を思いやる」という意味で使われます。当院の看護師は、この言葉を合言葉に、患者さんへは勿論のこと出会った全ての方へ、温かいまなざしを向けることへの努力を惜しみなく行っています。

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