看護部トピックス

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排泄ケアセミナーに参加して 2015年8月17日 ←看護部トピックス一覧へ戻る

プログラム

開催日時 : 2015年8月1日(土) 13:00 ~ 16:30
講演 : 『その人らしさを支える排泄ケア』
講師 : 公立学校共済組合九州中央病院 看護部長 原田喜代子
会場 : 天神クリスタルビル 大ホール
主催 : ユニ・チャームメンリッケ株式会社(http://www.tena.co.jp/
 

■ 基調講演 13:15~

 『その人らしさを支える排泄ケア』

看護部長(認定看護管理者)原田 喜代子

▲基調講演風景

■ 事例紹介 15:25~

 『排泄ケアに関わるピットホール ~ケアの質の向上~』

副看護師長(皮膚・排泄ケア認定看護師)坂本 伸子

▲原田看護部長と坂本認定看護師

■ 懇親会 15:50~

《排泄ケアセミナーに参加しての感想》

看護部 フロアマネージャー 林 菜穂子

 

去る、8月1日(土)に行われた「排泄ケアセミナー」に参加いたしました。
基調講演の中では、2025年問題に向けて地域包括ケアシステムが推進される中、当院でも在宅復帰に向けて摂食嚥下訓練、認知障害のある患者さんへの集団ケア等にとりくんでいることが紹介されました。

講演の中で、特に私が興味を持ったのは、排泄ケアにあたり、心理的問題への支援が特に重要であることでした。オムツを着けないと生活できないこと、介助なしでは排泄できないことへの障害需要への支援が必要なことです。

また、排泄ケアを考えるには日本人の文化の理解が必要なことです。排泄は、不浄なこととして常に婉曲的に表現されてきた経由があります。患者さんやその家族の尊厳を守る為には排泄ケア時に用いる言葉遣いや態度はもちろん、患者さんにみじめな思いをさせない先取りのケア、そして生活者としての復帰を支援していく積極的なケアが大切と感じました。講演を聞いて「その人らしさを支える排泄ケア」とは、個々の患者さんがその人らしい生活を退院後も行えるよう、排泄という人間にとって欠かせない行動を身体的・精神的・社会的側面からその人の持てる力を出せるように、支援することではないかと考えました。

坂本副看護師長の講演では、私達が高齢者のケア時に陥りやすい看護のピットホール(pitfall:落とし穴)について、実際の看護場面に合わせ具体的に説明がありました。

認知症集団ケアなど車椅子移乗時の褥瘡の発生のリスクや、オムツの重ねづけによる弊害、排泄後のスキンケアに伴うトラブルのリスクなどを例に、具体的な介入方法の説明があり、今すぐ現場で実践したい内容でした。
今回のセミナーに参加することによって、尊厳のある高齢者看護や急性期病院での排泄ケアに関して、あらためて深く考えることのできる有意義な時間を過ごせました。

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