一般的な便秘の治療には日常生活の改善、食事療法、薬物療法をあわせて行うことが必要
   になります。(くすりのはなし第15号「便秘と下痢(1)」を参照)
   特に、薬物療法は治療の主力ではなく、あくまで自然な排便をうながすための補助として用いる
   べきものです。

   

   下剤とは、腸の運動を活発にし、内容物を排泄しやすくする薬、または便をやわらかくする薬の
   ことをいいます。

   《下剤の種類》

     当院で使用している下剤は主に大きく二つに分けられます。

     @大腸刺激性下剤・・・・・・大腸の粘膜を直接刺激して反射的に腸の運動を活発にします。
                      昔から最も多く使用されている下剤です。
                      代表的なものにプルゼニド、ラキソベロンなどがあります。

     A塩類下剤・・・・・・・・・・・・腸管内の水分量を増加させて便を軟らかくします。  
                     代表的なものに酸化マグネシウムがあります。  

★飲み薬の他に坐薬や浣腸液などがあります。


   便秘のタイプにより使用する薬が違ってきますので、下剤をもらうときは便秘の症状を医師に
     できるだけ詳しく説明して下さい。

   下剤を使用してお腹が痛くなったり、下痢をするようなときには医師に相談しましょう。

   妊婦、または妊娠している可能性のある方は医師に申し出て下さい。

   下剤を服用して尿の色が変わることがありますが心配ありません。
    (例えばプルゼニド・・・・・・黄褐色または赤色になることがあります。)

   大腸検査のとき下剤は、必ず医師からもらった説明書通りに服用してください。
    (そうでないと正確な診断ができなくなります。)